娘を授かる前、わたしたち夫婦には危機がありました。
夫が「これ以上、何を目標に仕事を頑張ればいいのかわからない」と路頭に迷い始めたのです。
気持ちは十分に理解しつつも、わたしの持病や身体の状態から子を授かることに後ろ向きでした。
離婚か、妊活か
極端な話、夫の言い分は「離婚か妊活か」でした。
妊活のリスクは伝えていたつもりでしたが、こればかりは男性の生殖本能なのでしょう。
これまで自分が積み上げてきたこと、ものを次世代にバトンを渡したい。
ちょうど夫が30歳を過ぎたころ、健全な欲求のもと話し合った結果、妊活をしました。
娘が生まれて、別居して
娘が生まれてからわたしは予想通り病気を再発。
夫と娘と別居をするわけですが、わたしの夫であった彼が少しずつ「お父さん」になっていきました。
毎晩、絵本を読み聞かせしたり、一緒にプールで遊んだり。
肩車をしてもらっているときの娘の笑顔は忘れられません。
「あぁ、この人との子どもができてよかった」と病弱な身体を引きずりながらも本心でそう思いました。
夫婦関係にも大きな変化が
以前のようにカップルではなくなったのですが、子どもを育てる上での良きパートナーとして関わっています。
娘のお洋服を選んでほしい、と依頼があったり。
自作したおもちゃを絶賛してくれたり。
離れているなりに、わたしの娘への愛情が夫にはしっかり伝わっているようです。
なので、別居婚だからといってわたしのことをないがしろにはしないし、気にかけてくれます。
離れたからこそ、修復不可能だと思っていた夫婦関係が、新しい形で育ってきました。
世界にたった一人の、わたしたちの宝物
わたしたちにとって娘はたった一人の宝物。
人生のすべて。
何があっても守りたいし、娘には自分が幸せだと思う人生を切り開いてほしい。
そのための努力は惜しまないし、これからも底知れぬ愛情を注ごうと思います。
noteにて、夫と娘のコラムを書きました!ご興味ある方はこちらも遊びにきてください。

